マンションでWi-Fiルーターを設置してスマートフォンの設定をしたのに、Wi-Fiが繋がらない、またはすぐに切れてしまうといった状況に悩まされている人もいるのではないでしょうか。せっかくインターネット環境を整えて有線では繋がっていたとしても、Wi-Fiが使えないのでは魅力半減です。
Wi-Fiが繋がらないときに考えられる原因と対処法をまとめました。
以下、マンションのWi-Fiが繋がらないときの10の原因と対処法について説明します。
マンションの自室でスマホの設定画面からWi-Fiの接続状況を見ると、複数のネットワークが表示されることがあります。これは隣室など近くの住戸でもWi-Fiルーターが稼働していることを示しています。ときにはたまたま自分が設置しているのと同じメーカーの製品を使っている人がいて、似た名前のネットワーク(SSID)が表示されていることもあります。
もしもパスワードを入力しても繋がらないのであれば、接続先(SSID)が間違っている可能性があります。SSIDが正しいかもう一度確認してください。
また、「2.4GHz」と「5GHz」という2種類の周波数帯域の電波を発するルーターの場合は、「5GHz」のほうが安定して接続できます。「2.4GHz」は他のルーターが近くにあると電波干渉を起こしやすいためです。接続はできるけれどよく切れるという場合は、「5GHz」用のSSIDに接続してみてください。
単純なことですが、ルーターの電源が切れてしまっている場合があります。または、長時間使っている間に熱などによってルーターの機能がフリーズしているケースもあります。これらの場合は、ルーターの電源ケーブルを一度抜いてしばらく時間を置き、電源を入れ直して再起動すると大抵、接続が回復します。
ルーターによってはしばらく操作を行わなかった場合に自動で電源オフになる機能や、利用時間帯に合わせてオンオフが切り替わる省エネ機能が備わっています。ルーターの電源が切れる場合は設定を確認してみてください。
パソコンはWi-Fiに繋がるけれど、スマホは繋がらない、またはその逆という場合はパソコンやスマホ側の不具合を疑いましょう。パソコンやスマホを再起動して、接続できるか試してください。スマホ、パソコン、タブレットなど複数のWi-Fiデバイスがあるときは、一つでも繋がるか確認すると原因がデバイス側にあることがわかります。
回線またはプロバイダの契約代金や利用代金を支払っていなくて、インターネット接続ができなくなっていることもあります。早急に料金を支払いましょう。
モデムや、光回線であればONU(光回線終端装置)が不調に陥っている可能性もあります。この場合も一旦電源を切り、電源を入れ直してリセットしてみましょう。
ルーターを設置した部屋では快適に使えるものの、離れた部屋では接続が切れる場合は、間にある壁や扉が電波を遮っている可能性があります。特に鉄筋コンクリートや金属、石材などは電波を通しにくい、または反射させやすい性質があります。
ルーターを置く位置を変えられないのであれば、中継機を使うと状況が改善するかもしれません。中継機の導入を検討してみてください。
ノートPCでは、無線LAN(Wi-Fi)機能のオンオフを切り替える方法が複数用意されていることがあります。本体に物理スイッチがあるケース、Wi-Fi接続・設定用のソフトウェアがインストールされているケース、キーボード操作で切り替えができるケースなどがあるので、マニュアルを見てこれらによって無線LAN機能がオフになっていないか確かめてください。
MacBookなどでWi-Fiが繋がらない、安定しないときは、SMCリセットで解決することがあります。SMCリセットはMacの電源関係を処理しているシステム管理コントローラをリセットする機能です。
手順は、システム終了から電源をオフにし、周辺機器をすべて取り外した上で電源ケーブルだけを繋げて電力を供給しながら、以下の流れで行います。
キーボードで「(左の) shift + control + option」キーを押しながら電源ボタンを押す
3つのキーと電源ボタンを押している指を同時に離す
電源ボタンを長めに押してMacを起動する
ただ、SMCリセットは他の一般的なトラブルシューティングを試した上で行うことが推奨されています。頻繁に行うのではなく、Macのソフトウェアアップデートが最新かどうかなどその他の環境・設定等を確かめてから行ってください。
コードレス電話使用時、あるいは電子レンジ使用時に電波の影響を受けてWi-Fiが不安定になるケースもあります。試しにコードレス電話や電子レンジを使用している状況でスマホのWi-Fiが使えるかどうか試してみましょう。
これらも周波数帯域が「2.4GHz」のときに起こりやすいので、「5GHz」に切り替える方法が有効です。またはルーターを置く場所を変えると解決することもあります。
モデムやONUとルーターを結ぶLANケーブルが断線しているケースです。新しいケーブルに取り替えましょう。
接続方式が「トンネル方式」と呼ばれるIPv4 PPPoEの場合、アクセスが集中する夜間などに回線速度が遅くなる可能性があります。同じ時間に多くの人がIPv4 PPPoE方式でインターネットへ接続すると、NTT基地局からプロバイダへの通信経路となる「網終端装置」へのアクセスが込み合うためです。
この問題は、最新の接続方式となるIPv6 IPoEを利用すれば解決します。理由としては、IPv6 IPoEでは「網終端装置」を経由せずともインターネットへ接続できるため、アクセスが込み合ってもその影響を受けず、光回線が本来持っている速度を引き出しやすくなるからです。
IPv6 IPoEの詳しい説明はこちら
もし、マンションが契約しているプロバイダの接続方式がIPv4 PPPoEであれば、個別にIPv6 IPoE対応のプロバイダと契約できないか、あるいは接続方式をIPv6 IPoEに変更できないか大家さん・管理会社に相談してみましょう。
ちなみに、ご契約のプロバイダがDTIであれば、下記のサービスを利用すれば、接続方式をIPv6 IPoEへと切り替えることが可能です。
以上を確認しても原因がわからない、解決できない場合は、契約しているプロバイダ、あるいはNTTなどの回線事業者のカスタマーセンターに問い合わせてみましょう。
マンションでWi-Fiが繋がらない、もしくは切れやすかったりするときは、ひとまずここに挙げた原因を疑い、対処法を試してみてください。
DTIでは、最低利用期間の縛りや解約時の違約金が無く※、しかも特典が豊富でおトクにご利用いただける光コラボ「DTI 光」をご提供しています。
※開通月は解約手続きができません。開通月翌月での解約をご希望の場合、当月の利用料金が発生いたします。
DTI光には「2年以上利用すること」などといった契約期間の制限はありません。そのため、いわゆる「2年縛り」と呼ばれるような、特定の期間中に契約解除しないと違約金がかかるといったこともありませんし、自動更新されることもありません。いつでも違約金なしで解約できます。
※開通月は解約手続きができません。開通月翌月での解約をご希望の場合、当月の利用料金が発生いたします。
DTI光では、以下の特典をご用意しており、これから光回線を用意する方はもちろん、既に光回線をご利用されている方でもおトクな料金でご利用いただけます。
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